グループマネージャー柄澤が語る、経理・労務管理支援グループの取り組みと変革への道のり
2007年に入社以来、人事の業務に携わっていた柄澤さん。組織改編のタイミングで経理・労務管理支援グループに異動になり、経理・労務分野のマネジメントをされています。
今回は、経理・労務管理支援グループマネージャーから見たエイジェックスカンパニーズのこれまでの変革への道のりと進行中の取り組みについて伺いました。
現在の経理・労務管理支援グループの主な取り組みは何ですか?
経理・労務業務のDX化を進めています。
この2年程で割と大きく進めているのですが、経理領域としては、会計や請求管理、振込、社内の各種申請等のワークフローなどを。労務領域としては、社員・組織情報、給与計算、勤怠管理、各行政手続きなどについて、クラウドシステムの導入を行いました。

これまでもクラウドシステム導入を進めようとしたことは何度かあったのですが、当時のシステムや運用フローやルールなどが複雑すぎて頓挫してしまいました。

そんな難航するプロジェクトでしたが、2年前の分社を機に各社に導入提案、入念な設計検討と準備・広報を行い、導入とそれによる業務効率化を実現することができました。

ここからは、業務プロセスのデジタル化にとどまらず、AIの活用も積極的に行い、経理労務分野におけるデータドリブンな意思決定の実現なども視野に、業務効率化や精度向上だけでなく、戦略的な意思決定の支援ができるような仕組みを作りたいと思っています。
2022年に分社化しましたが、会社としてはまだ変革期の最中です。社歴の長い柄澤さんから見ても、ここ数年の変化は大きかったでしょうか?
分社化は確かに大きな変化でした。事業部がそれぞれカンパニーとして独立したので、事業部マネージャーという立場だった社員は、各社のCEOという立場に変わり、プレッシャーが大きくなりました。また新しい経営陣の中には、経営判断をすることが初めてという人もいたので、各社で混乱が見られました。ただ、覚悟や決心が付いてからは推進力を持って動けるようになり、活気が出てきました。そのあたりのパワーはさすがだな、と印象深かったです。

その他の変化でいうと、グループ全体で社員数が1.5倍近くに増えたり、リモートワークが普及したりと色々な変化がありました。また今期は、各社で新しい4か年計画が始動しています。この4か年は、分社化後初めての計画となり、各社がそれぞれ新しいことにチャレンジしていこうとしています。こういった変化の中でも、各社が最大限のパワーを発揮して成長していけるように、コンサルティング支援をしていけたらと思っています。
エイジェックスカンパニーズも新しい4か年計画が始動していますね。
スタートの年である今期は、“ワークショップ型※でいこう!”というスローガンを掲げていますが、現在行っている取り組みや組織の変化はありましたか?
そうですね、少しずつ変化が現れていると感じています。もともと、役職や社歴に関係なく発言できる社風ですが、より自発的に発言するような雰囲気を感じます。
VUCA時代、今までになかったことが多く発生する中で、従来のトップダウンのやり方ではなく、メンバー全員が考えて、判断し、話し合いを重ねることで、可能性を模索していくことが大切です。上下関係なく、自分ごととして考え、経験のある上司はファシリテーターとして支援する立場で進めています。

もちろん自分から発言するのが苦手なメンバーや、ファシリテーションに苦戦するリーダーもいると思いますが、そういった課題も部署を越えて共有しながらワークショップ型を実現していけるといいな、と思います。
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※ ワークショップ型とは、“ファクトリー型の組織”と対比で使われる、メンバー参加型の組織形態のこと。
ファクトリー型は、経営層が定めた問題について現場メンバーが解決策を磨き続けるトップダウン式の組織のことで、ワークショップ型は、現場メンバーが主体的に問題を発見し、解決策を模索するボトムアップ式の組織のこと。
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いかがだったでしょうか。
エイジェックスカンパニーズは、DX化の推進や新しい仕事の進め方を取り入れ、社員一人ひとりが躍動する組織を目指しています。
私たちは、社員が自律的に参加し、考え、行動できる環境作りに取り組んでいます。未来型の組織作りに興味がある方のご応募をお待ちしています。