AI時代に生きる管理部門~エイジェックスカンパニーズのこれからを担うリーダー達の座談会~
目まぐるしくAIが進化している現代において、AIと仕事の在り方は注目の的となっています。今回の座談会では、エイジェックスカンパニーズの各部門のリーダーの方々にお集まりいただき、AIと共存していく管理部門の3〜5年後に焦点をあてて、お話いただきました。
— エイジェックスカンパニーズの業務のうち、どれくらいの業務がAIに代替されると思いますか?
宮城:一般的な管理部門の業務はほとんどがAIによって代替されると思います。エイジェックスカンパニーズも例外ではなく、AIが代替できる定型的な業務は数多くあると感じます。

諏訪:そうですね。例えば採用部門だと、日程調整や書類選考などの応募者対応の業務は、既にAIを活用したサービスがあるので、いち早く導入したいですね。

奥村:経理・労務部門では、システム化により、以前に比べて定例業務の処理の自動化が進んできていると思います。専門的な知識のある人間がしっかり管理することが前提ですが、人が行うよりも効率的だったり人為的なミスを防ぐことができる点で、便利になったと感じています。

小畑:私は経営企画部門に在籍していますが、取って替わられる業務のイメージが正直付いていないです。経営企画部門では、新しい事業の創出やビジネス戦略の立案を行っています。このような0→1を生み出す仕事も将来的にはAIが担うことになると思いますが、どのように駆使していけばよいか想像しがたいと感じています。

諏訪:確かに企画勝負みたいな仕事は難しそうですね。私も、採用の土台の検討や戦略立案の部分などは、AIをどう活用すべきか想像できないところがあります。ただ、わからないながらもとにかく積極的に使っていくことが大切な気もしています。
—定型的な業務に関しては、AIが近い将来ほとんどの領域を担うことになりそうです。では、そういった未来で、皆さんはどのように仕事をしていると思いますか?
宮城:考える部分に注力していると思います。agexグループの文化として、本質的な課題に対処するために徹底的に考え抜くというものがあります。そのため、一般的な管理部門と比べて0→1の業務が数多くあり、この部分に時間を多く割けたらよいなと感じています。

諏訪:私たちらしさや私たちがどうあるべきかということは、よく議題にあがりますし、人間にしか考えられない部分だと感じます。それぞれの会社の核となる部分をAIに任せてしまうと、世の中の会社が全て画一化してしまいそうですしね。ただ、そういったクリエイティブな部分にもAIは活用できると思うので、最初のアイデア出しの部分はAIに手伝ってもらって、深める部分は人間の力で独自性を足していきたいです。

小畑:そうですね。これからの未来、どういった領域でもAIを使わないという選択肢はないと思うんです。AIは日々進歩していますし、今は人間にしかできない領域も数年後にはAIが担えるようになっているかもしれません。そうなった時に、私たちらしさを含んだ新しい価値を生み出す仕事に、どうAIが影響して、どう駆使していくのかをイメージすることは大切だと思います。

奥村:そのイメージができれば、人間がやるからこそ価値が生まれる部分が見えてきて、「もっとAIでこんなことができたらいいのに」と技術に先行した発想も生まれてくるかもしれません。
—AIがほとんどの業務を担う世の中では、エイジェックスカンパニーズはどのようになっていくのでしょうか?
諏訪:「ねばならない」でやる定型的な業務の比重が減り、もっと一人ひとりの好きとか、得意とかを活かして個性が活きた価値をつくる時間が増えるんじゃないでしょうか。

小畑:そうですね。その分、人間のアイデア・経験値が問われることになると思います。個人の力を高めることがグループの成長や新しい事業の創出につながっていくことが理想です。

奥村:その通りですね。AIが生み出せる領域の外側にいくことが大切なのだと感じます。

宮城:AIを駆使することで、もっと私たちがやるからこそつくれる価値に時間を使い、もっと色々な個性で輝く組織をつくっていきたいです。
いかがだったでしょうか?
今回の座談会では、直近3〜5年後の管理部門の在り方や仕事内容について皆さんにお話いただきました。AIが劇的に進歩する中で、AIを業務に活用しないという選択肢はありません。エイジェックスカンパニーズでは、失われる仕事もありますが、好きや得意を活かした価値を創ることに向き合えるのではないかという結論に至りました。リスクを恐れず積極的に取り込んでいき、うまくAIと共存していくことが大切です。