「いつでもどこからでも、全ての仕事が、安全に完全に。」 多様な働き方を実現するためにエイジェックスカンパニーズの情報システムチームが取り組んでいることをお伺いしました。
エイジェックスカンパニーズは、agexグループに属する各カンパニーの経営を支援する管理本部として、様々な部署で個性豊かなメンバーがそれぞれの経験や専門知識を活かして活躍しています。

本記事では、agexグループのIT活用やセキュリティを陰で支える情報システムチーム(以下:情シス)の皆さんにお集まりいただき、各カンパニーの働き方の多様化を実現するためにエイジェックスカンパニーズの情シスが取り組んでいることをお伺いします。
— まず初めに、情シスの中には、企画・開発・運用・保守など様々な分野があると思うのですが、皆さんの業務範囲を教えてください。
畑田:社内システムの開発はうちではやっていなくて、IT機器の運用・管理、社内インフラの整備やセキュリティ対策をメインに行っています。また、各カンパニーの社員からのIT機器に関するヘルプデスク業務も行っています。

北崎:職務をきっちり分担するというよりは、同時並行でいろいろなことが進むので、チームでナレッジを共有しつつ、その都度話し合いながら担当を決めて業務を行っています。

岡本:直近では、agexグループに属する各カンパニーの働き方に合わせたインフラ基盤の刷新を行うプロジェクトを成功させることが大きな目標ですね。
— そのプロジェクトについて詳しく教えて頂けますか?
岡本:社内インフラを新しくしようとする動き自体は2019年頃からあったのですが、その時は実現可能性や予算のことなどがあって議論が難航していました。

そこからコロナ禍を経て、各カンパニーの働き方がより多様になり、それぞれのカンパニーに合わせた最適な働き方を実現するためのインフラ整備の重要性がとても高まりました。

そこで改めてインフラ刷新プロジェクトが再始動し、「いつでもどこからでも、全ての仕事が、安全に完全に」をテーマに、全てのカンパニーがオフィスでもリモートでも安心して働けるための環境づくりがスタートしました。
— 各カンパニーの実現したい働き方に合わせたネットワーク環境の整備やセキュリティの確保に難しさはないのでしょうか?
北崎:各カンパニーの働き方が異なる事に加えて、カンパニーによって扱う情報の重要性がが違うので、個別でセキュリティ対策が変わってくるのは難しいところですね。

畑田:セキュリティ対策を徹底するのは当然のことなのですが、セキュリティをガチガチにしてしまうと業務に支障が出てしまい、各カンパニーが目指す働き方が実現できなくなってしまうので、そのあたりのバランスを調節するのはとても苦労していますよね。

北崎:そうですね。なので、各カンパニーの意図から外れないように丁寧にヒアリングをして、一歩ずつ理想の働き方の実現に向けた可能性を模索しています。
— ここまで各カンパニーとの対話を大切にする情シスは珍しいのではないでしょうか?
畑田:私は前職も情シスの業務を担当していたのですが、他の企業だと情シスに関するルールが予め決められていて、各部署や子会社はそれに従うだけであまり融通が利かないケースも少なくないと思います。その点、agexグループは各カンパニーの考え方やありたい姿を起点として、その価値を最大化するために情報システムはどうあればよいのかということを考えているところが特徴的かなと思います。

また、一般的な企業の情シスは利用者とのやり取りしかしない場合が多いのですが、エイジェックスカンパニーズの情シスは定期的に経営会議で経営層にプレゼンをする機会があります。利用者だけでなく、経営層の目線から直接システムの在り方について意見を頂けたり議論したりする場があるのも他社にはあまりないところだと思います。
— 最後にチームリーダーの岡本さんから情シスの今後の展望などがあればひとことお願いします。
岡本:当面はみんなで協力して様々な業務を並行してこなしながら、今までやってきた各カンパニーの働き方に合わせたセキュリティ対策やインフラ整備などの土台を固めていきます。

その上で、今後は体制を強化しつつ、今まで培ったノウハウをもとに業務領域をさらに広げて、各カンパニーに対してIT戦略の立案や業務改善支援を行うなど、出来ることを増やしていって、これからも各カンパニーのありたい姿の実現を支援していきたいです。
いかがでしたか?
情シスの仕事は、他の部署に比べると社外からも社内からもあまり目立つことのない仕事かもしれません。しかし、agexグループにおける情シスは、各カンパニーのありたい姿を実現するために必要不可欠な存在です。
今後も、グループの社員全員がいつでもどこでも安心して仕事が出来る環境づくりに取り組むエイジェックスカンパニーズの情報システムチームの活躍に注目です。