90点の仕事を実現するために大切にしている3つの考え方
こんにちは。エイジェックスカンパニーズで人事を担当している諏訪です。

前回、「エイジェックスカンパニーズをあらわす5つのこと」で、「90点の仕事を目指すことがagexの仕事の流儀」とご紹介しました。

今回は、私が日々取り組んでいる「90点の仕事を実現」するための考え方や進め方を3つご紹介します。
1) 仮説主導で考える
90点の仕事を達成するには、多くの情報とデータを集めて、可能性を洗い出していく必要があります。
ただ、やみくもに情報を集めててもうまくいかない。そこで私たちが取り入れているのが「仮説主導」。agexの仕事をするうえで重要なフレームワークです。

仮説主導で考えるときには、情報収集や分析に入る前に、何が解決すべき重要な課題なのかを見極めることが大切です。自分たちで仮説をたて、今の段階で最も正解だと思う答えを先にイメージしてから、情報収集や分析に取り組んでいきます。

そして、集めた情報を検証する際に大事だなと思うのは、仮説が違っていることがわかったら、躊躇せずに捨てることです。捨てることは勇気がいることですが、実際、私もそんなプロセスを何度も何度も繰り返して、仕事を進めています。

正直に言うと、最初からすぐに正解が出ることはほとんどありません。でも、その分、仮説から学び、試行錯誤をしながら創り上げていく。そして、その過程から生まれる成果にやりがいを感じることができると思います。
2) 拡散と収束~枠をとっぱらって考える
私たちのようなクリエイティブな仕事をするうえで大切なのは、考えを広げることです。ふつうは「考える」ことは結論を導くために「収束」させることに重きを置かれますが、agexでは考えを広げること、つまり「拡散」させることが重要とされています。

収束する(結論を導く)ためには、考え方の幅がどれだけ広がっているかが大きなポイントです。そのために大切なのは、既存の概念に縛られずに「枠を外して自由に考えることができるか」です。私たちはいつも柔軟に新しいアイデアや発想を取り入れるよう心がけています。

そして、収束する際には、広げるプロセスで得た情報やアイデアを活かしてまとめます。まとめることは、「広げる」ことが上手くできていれば「なんとかなる」と思っています。

考えを広げることは本当に難しくて、知らず知らずに枠を勝手に作って考えを狭めてしまいがちです。その枠を取り払って広げることができれば、新たな発想や価値を生み出していけると思っています。
3) ありたい姿と問題~何を考えないといけないかを考える
私たちの仕事のほとんどがプロジェクトとして進めます。その中でも一番重要なのが、「ありたい姿」を明確にすることです。この「ありたい姿」を明確にするのは思っている以上に難しいですが、一度明確になると、プロジェクトには大きな力が生まれます。だから、「ありたい姿」を明確にすることは、プロジェクトを成功に導く大きな要因になります。

その「ありたい姿」と現状のギャップが、プロジェクトで解決すべき「真の問題」。agexでは「暗黒大魔王」とも言いますが、この問題を解決しないことには「ありたい姿」には到達しません。
初めから見えている表面的な問題とは別に、内在する問題は表面的な問題よりずっと大きく、ややこしいものです。そして、プロジェクトを成功させるためにもっとも重要な取り組みのひとつが「すべての問題をテーブルにあげる」ことです。問題の存在を明確にし、誰の目にも明らかにすることがとても重要です。

テーブルに挙げられた問題はほとんどの場合、解決できることが多いです。私たちは問題があれば、「解決したい」という欲求がでてきます。一見できそうにないことも「ありたい姿」を描ければ必ず実現の方法があると思っています。
「真の問題」の解決はとても難易度の高いことが多いですが、これをクリアしたときの達成感がすごいですし、高い成果(90点の仕事)を実現できたと思えます。


いかがでしたか?上記で書いたことを一言でいうと「90点の仕事を実現するのはとても大変」ということです。ただ、大変だけどそれをクリアしたときの達成感は何ものにも代えがたいものがあります。
こういった考えに「なんかいいな」とか「一緒に実現したい」と思ってくれる方からのご応募、お問い合わせをお待ちしています。