広報・総務チーム・リーダー宮城が考えるagexグループの広報の在り方とは
agexグループは2022年に分社化し、現在の体制となりました。それぞれのカンパニーが前面に出て対外的な活動を行おうとしており、グループ全体として広報の重要性が高まってきています。今回の記事では、そんな広報部門を担う、エイジェックスカンパニーズの宮城聡史さんに、広報の取り組みと今後の展望について伺いました。
現在の仕事内容について教えてください。
広報・総務チームのチームリーダーをしています。広報業務に関しては、2023年から力を入れ始めたこともあり、広報戦略の土台の検討から行っています。その第一歩目として実施したのが、agexグループサイトの制作です。分社後、各カンパニーが対外的な活動を行う中で、資本が小さいことによって不利になってしまう場合が出てきます。そういった際、グループであることを認知してもらい、安心感を持っていただくために、サイトの制作に至りました。現在はサイトの運用フェーズに入っているので、各カンパニーの情報をどのように発信していくかであったり、各カンパニーのコーポレートサイトとどのように連携していくかが大きな仕事です。また、各カンパニーの活動や様子をグループ内でも発信しており、それに関する取材や記事執筆なども主な業務の1つです。その他にも、グループの横のつながりを活性化するために、グループ総会の開催や、勉強会、交流会の企画を進めています。
agexグループにおける広報の重要性はなぜ高まっているのでしょうか?
まず1つ目としては、各カンパニーが前面に出て対外的な活動に力を入れているからです。1つの会社として活動していた頃は、既存のお客様とのやり取りが多かったこともあり、対外的な広報が重要視されていませんでした。しかし、分社を機に各カンパニーがそれぞれの強みを生かして新たな領域を開拓しようとしています。そういった動きを後押しするために、グループとしての広報に力を入れる動きが高まっているのです。
2つ目としては、グループ内の交流を促進するためです。以前は、月1回全社のミーティングを行っていたのですが、コロナ禍でそれがなくなってしまいました。また、2022年に分社化したこともあり、グループ内の他カンパニーの人達との交流機会が減少しています。このような状況の中で、グループ内の横のつながりを深めるためにも、広報の役割の重要性は高まっています。
広報活動を通して実現したいグループの姿について教えてください。
私たちが実現したいグループの姿は大きく2つあります。まず1つ目は、ファンに熱狂的に愛される企業グループにすることです。私たちはagexグループを誰もが知る有名企業にすることや、グループサイトのPV数を何十億にすることを目指しているわけではありません。現在は、個人や企業の独自の価値が多くのファンを生む時代です。そのため、何かに縛られない自由さやメンバーの誠実さ、答えのない中でも模索して作っていく姿勢などを示すことで、私たちを魅力的に感じてもらえないかと考えています。広報戦略の会議では、江頭2:50さんが出演するYouTubeチャンネル「エガちゃんねる」や歌手のAdoさんなどが熱狂的なファンを生む理由にヒントがあるのではないかという議論になったりもしました。

もう1つは、各カンパニーが自律的に活動しながらも、agexグループに属していることのメリットを生かせるような、ゆるやかなつながりを創出することです。先に述べたように、分社化して各カンパニーがそれぞれの領域で活動しているため、グループとしての横のつながりが希薄になっています。つながりを生むために私たちが行っている取り組みとして、各カンパニーの事業計画や活動内容を共有するためのグループ総会があります。しかし、これだけでは不十分なので、定期的にグループを横断した勉強会や交流会を開催することを検討しています。まだまだやるべきことや乗り越えるべきハードルはたくさんありますが、一歩ずつ前に進んでいけたらと思います。
いかがだったでしょうか?
広報チームでは、これからますます取り組みを広げていき、実現したいagexグループの姿を目指すべく、日々活動を続けています。宮城さんが担うagexグループの広報活動の今後にどうぞご期待ください。