大企業からの転職、新天地での新たなキャリア。 法務チーム・川畠慶大のエイジェックスカンパニーズでの働き方
2023年6月にエイジェックスカンパニーズの法務部門に加わった川畠慶大さん。これまで、人材会社での営業、ドラッグストアを運営する会社での法務を経験され、現在に至ります。今回の記事では、川畠さんが感じるエイジェックスカンパニーズへの印象や働き方に対する価値感について伺いました。
成長機会を求めて転職を決意
まずは、今回の転職に至った経緯についてお話いただきました。

「前職では大企業ということもあって、担当業務以外の経験を積む機会が少なく、他の業界でも活かせるようなスキルを身に着けることが困難でした。そのため、これからの時代を生き抜いていけるようなさまざまな経験を積んで、自分の実力を高めたいと思い、転職を決意しました。」

では、そういった想いを持った川畠さんが、どうしてエイジェックスカンパニーズで働くことを選択したのでしょうか。

「2022年に分社化したエイジェックスカンパニーズは、これから法務部門の組織体制を整えていくフェーズであり、新しいことに挑戦する機会が多く、幅広い経験を積むことができそうだったからです。また、面接をご担当いただいた人事の方々の人柄が良かったのも入社を決めた大きな理由ですね。」

川畠さんにとって、自身の実力を高められる環境が今のエイジェックスカンパニーズであると感じ、転職を決意したということでした。
これでもかというほど考え尽くし、検討する
異業界から転職された川畠さんですが、エイジェックスカンパニーズで働いていて感じる難しさや前職とのギャップについて伺いました。

「コンサルティングを行う会社なので、会社における『考える』ことの重要性は理解していたつもりでしたが、ここまで高いレベルで『考え尽くす』とは思っていませんでした。」
そして、「考え尽くす」を象徴する事例として、法改正に伴う制度変更に関するプロジェクトの話を挙げてくれました。

「法改正に伴い、これまで社内で運用してきたある制度を、全社的に見直す必要がありました。一般的な会社であれば、法改正事項をまとめて事務的に通知しますが、agexグループでは異なります。法改正事項をまとめることはもちろん、『法改正の対応で不安に思う社員はいないだろうか』ということや、『社員の不安を払しょくするために、どんなことをすればよいだろうか』など、それに直面する社員のことを徹底的に考えるのです。広報の仕方一つをとっても、人からどう見られるのかを考え尽くすのは、クリエイティブに従事し続けてきたagexグループだからこその文化だと感じました。」

このプロジェクトは、チーム内で何十回もミーティングを重ねて役員会議でプレゼンを行い、制度変更に至ったということでした。川畠さんにとって、agexグループの「考え尽くす」文化を最も感じたプロジェクトだったそうです。
顧客やユーザーのことをよく考え、新しいものを生み出す面白さ
「考え尽くす」ことには難しさがある一方で、新しいことを生み出す仕事の面白さについても伺いました。

「まだないものを制度や仕組みに落とし込むことはとても難易度の高い仕事です。ただ、それを実現するためにいろいろ調べ物をする過程で、新しい知識や考え方に自然と触れられるのは面白い点だと感じています。agexグループにはちえ蔵という社内図書館があるので、なにか調べ物があるときは頻繁に利用しています。」
新しいことを吸収し続けられる環境に魅力を感じている川畠さんですが、エイジェックスカンパニーズに入社して、新たな価値を生み出すために心掛けていることについて伺いました。

「顧客やユーザーのことをよく考え大切にすることです。当たり前のように聞こえますが、目の前の相手に加え、その背景にいるさまざまな人達をより良い状態にしようと考え尽くすことこそが、新たな価値を生み出すのに最も必要なことだと思います。前職とは違い、多種多様な場面で柔軟なアプローチが求められますが、そのことを一番大切にして行動するようにしています。」
「新しい価値」を生み出し続けられる人間に
エイジェックスカンパニーズは新しいカタチのカンパニーを目指しており、従来の企業にはないような仕組みづくりが必要です。そのため、一から制度や仕組みを創り上げる機会が多いと川畠さんは語ります。

「決められた範囲内の業務を日々こなしていくことは決して悪いことではありません。ただ、新しいものを生み出せる人間がこれから先は強いのだと、この会社に入社してより一層感じました。そして、今後は法務の範囲だけではなく、企業経営やコンサルティングに関する知識を身に着け、幅広くグループを支えていきたいです。」

今回のインタビューでは、異業界から転職し活躍する川畠さんから、エイジェックスカンパニーズでの働き方や、新しい価値を生み出す仕事への向き合い方などをお伺いすることができました。今後も、法務としてagexグループを支えてくれる川畠さんの活躍に注目です。