戦略コンサルティンググループGM鹿島俊介が語る、agexグループの新たな挑戦
エイジェックスカンパニーズでは、2024年度(26期)の下期より「戦略コンサルティンググループ」を本格的に立ち上げ、稼働させています。

今回のインタビューでは、そんな戦略コンサルティンググループのGMとして入社された鹿島さんのこれまでのキャリア、グループ立ち上げの背景や役割、そして今後の展望について伺いました。
これまでのキャリアとエイジェックスカンパニーズの入社の経緯について教えてください。
前職では、主に営業職に携わっており、約10年間ヨーロッパに駐在をしていました。現地では、営業以外にも事業戦略企画やM&Aの実務など、さまざまなプロジェクトを経験しました。

転職の際は「戦略的な企画領域に関われること」「自由度の高い働き方ができること」を軸に企業を探していました。そんな中でエイジェックスカンパニーズと出会い、面談を通して、各カンパニーの成長フェーズにおける戦略的支援の必要性や、グループとしての独自性と面白さに惹かれ、入社を決意しました。
戦略コンサルティンググループは、どんな背景から立ち上がったのですか?
いま、agexグループ全体が大きな転換期を迎えています。分社化によって、各カンパニーがより自律的に意思決定をしていくことが求められるようになり、それぞれの強みをどのように磨き、次の成長へとつなげていくかが問われています。

一方で、事業の方向性や組織のあり方を改めて見直す必要も出てきており、「どこに力を注ぐべきか」を各社が見極めるタイミングでもあります。そうした背景のもとで、グループ横断で中長期的な支援を担い、各カンパニーを次のステージへ導いていく役割として立ち上がったのが、戦略コンサルティンググループです。
戦略コンサルティンググループの事業内容について教えてください。
私たちは、各カンパニーの経営や事業の現場に入り込み、営業戦略の設計、提供価値の開発などに取り組んでいます。いま支援しているテーマはいずれも、カンパニーの経営戦略の根幹に関わるようなテーマばかりで、丁寧に時間をかけて業務に取り組んでいます。

特徴的なのは、伴走型の支援スタイルです。正解を一方的に提示するのではなく、共に考え、仮説を立て、対話を重ねながら、現場に即した形へと落とし込んでいく。このプロセスにこそ意味があると思っています。それぞれのカンパニーには異なる歴史や文化があります。その違いを理解し、内側から変化を促す存在でありたいと考えています。

戦略コンサルティンググループは、グループの事業成長を加速させるため、各カンパニーの特徴や課題を見極め、今後10年を戦える組織へと導く役割を担っています。
事業を進めていく上で課題や難しさはありますか?
カンパニーごとに事業内容も歩んできた歴史も違うため、一つの型をそのまま当てはめることができない難しさがあります。特に支援の初期段階では、「いま何が課題なのか」を丁寧に紐解くところから始まることが多く、そのプロセス自体にも時間と工夫が必要です。

また、社内では非同期・テキスト中心のコミュニケーションが基本となっているため、考えや意図を言葉だけで伝える難しさも感じています。だからこそ、状況に応じて現場にも足を運び、空気感や温度感を含めて理解するようにしています。そうしたリアルな場の情報があるからこそ、的確な支援ができるのだと思います。
今後、agexグループ全体の成長に向けて取り組みたいことは何ですか?
短期的には、営業や事業戦略の支援を通じて、各カンパニーの売上向上にしっかり貢献していくことを目指しています。そこから実績を積み重ねることで、良い循環を生み出していきたいですね。

その先には、戦略コンサルティンググループが、グループ全体の成長を支えるハブ的な存在へと進化していく未来を描いています。将来的には、私自身の海外での経験も活かしながら、海外市場の調査や新規領域への展開支援にも取り組んでいけたらと考えています。

各カンパニーが「何を強みにして成長していくのか」を明確にし、それぞれの個性と競争力を最大限に引き出す。そんな支援ができる組織でありたいと思っています。
立ち上げ期ならではの手探りや試行錯誤がある一方で、その過程こそがagexグループにとって、新たな成長の土台になっていくはずです。ひとつひとつのカンパニーと丁寧に向き合いながら、グループ全体の未来をどう描いていくのか。
今後、戦略コンサルティンググループがどんな広がりを見せていくのか、とても楽しみです!