経営企画チーム・リーダー小畑が語る、agexグループの投資育成事業の舞台裏
agexグループの、直近の最重要テーマの一つである「投資育成事業」の推進について、チームリーダーである、エイジェックスカンパニーズの小畑勇二郎さんに、インタビューを実施しました。今回の記事では、投資育成事業の全貌と実際の取り組みについて、詳しくご紹介いたします。
agexグループの投資育成事業について詳しく教えてください。
agexグループは、「ITコンサルティング」を中心に、「クリエイティブ」「観光」「飲食」等、少しずつ事業領域を拡大し、20年以上成長と発展を続けてきました。
しかし、グループとして持続的に成長していく為に、既存の事業を改善しながら価値を高めていくと共に、次々に新しい価値を生みだせるように、投資育成の取り組みを進めていきたいと考えています。
具体的には、エイジェックスカンパニーズが、新しい価値を生み出したいと考えている方に対して、社内外問わず資金面での支援を行いつつ、人事や経理、労務などのコーポレート部門のサポートや事業自体に関するアドバイスなどを行い、ともに価値を創り、増やし続ける仲間と出会い、応援したいと考えています。
他社が実施している新規事業支援との違いは何ですか?
やっていること自体に大きな違いはないと思います。しかし、重視していることが違います。一般的に新規事業創出や投資の取り組みは、事業の規模や売上・利益の最大化を重要視する場合が多いと思うのですが、agexグループでは「新しい価値を創り出せるか」を大切にし、「好きなこと、得意なこと」を応援したいと考えています。
今の世の中は、便利なもの、面白いものがあふれています。そんな中で、他とあきらかに違い、選ばれ続けるものには、人の想いや熱意が込められ、何とも言えないパワー、魅力、勢いをつくりだしているのだと思います。私たちは、そんな想いある事業を、規模や成長性を問わず応援したいと考えています。

ビジネスアイデアコンテスト「pocopoco」も、この考え方を体現した取り組みです。これは、エイジェックスカンパニーズが開催している、誰でも参加可能なビジネスアイデアコンテストです。ここでは、世の中のビジネスコンテストで一般的に設けられているような、「縛り」や「テーマ」がありません。重視するのは、前述したような「想い」や「熱意」。過去に2回実施した結果、たくさんの新しい出会いや発見(自分たちの中にはない考え方や発想)があり、非常に良い影響をいただくことが出来ました。

▼ ビジネスアイデアコンテスト「pocopoco」 表彰式後のワンシーン
投資育成事業の「難しさ」について教えてください。
そもそも、この投資育成事業は、動き始めているものの、全体像は完成していません。前述の通り、agexグループ全体で、次々に新しい価値を生みだし続けるクリエイティブなグループであることを目指して、ともに価値を創り、増やし続ける仲間と出会いたいと考えています。

そのうえで、どんな出会いに恵まれるかが、楽しみであるとともに、この事業を大きく左右するなと感じています。
例えばagexグループ内で、新しいビジネスアイデアが生まれたとします。それが素晴らしいアイデアだと私たちが思っても、そのアイデアを実行する意欲と能力を持った人との出会いも必要です。また、そのアイデアに共感し、共に取り組んでくれる人を巻き込む必要があります。あるいは、agexグループの外にきっとたくさんいる、想いを力に変え、新しい価値を生み出そうとしている方と、どう出会えるか。すべては人が起点になって始まっていくので、一緒に面白いことをできる人に出会えるよう、様々な取組を進めていきたいなと思っています。

まだまだ、この投資育成事業全体の取組をどうデザインし、どのように推進していくか、検討の途上です。ただ、決まった正解がないagexグループのあるべき姿を模索していることが、今後の成長と発展を左右するので、良い形を作っていけたらと考えています。



いかがでしたでしょうか。投資育成事業は、単に利益を追求するだけではなく、agexグループのありたい形であり続けるために、非常に重要な取り組みです。今後も、小畑さんが推進するagexグループの投資育成事業の続報にご期待ください。