分社化から2年。
agexグループの中で「グループ内の他社の動きが見えづらくなった」と感じる場面が少しずつ増えていました。
また、創業時から積み上がってきた経験やノウハウが、グループ内に体系的に共有される仕組みが十分ではないという課題もみえてきました。
そこで立ち上げたのが、グループ内の社員が会社の枠を越えて交流しながら、学びをそのまま終わらせず「現場で試し、持ち帰る」ことを目的にした学びの場 「agexサロン」 です。
本記事では、agexサロンを通じて実際に起きた現場の変化と、そこから見えてきた学びの可能性を紹介します。
agexグループの中で「グループ内の他社の動きが見えづらくなった」と感じる場面が少しずつ増えていました。
また、創業時から積み上がってきた経験やノウハウが、グループ内に体系的に共有される仕組みが十分ではないという課題もみえてきました。
そこで立ち上げたのが、グループ内の社員が会社の枠を越えて交流しながら、学びをそのまま終わらせず「現場で試し、持ち帰る」ことを目的にした学びの場 「agexサロン」 です。
本記事では、agexサロンを通じて実際に起きた現場の変化と、そこから見えてきた学びの可能性を紹介します。
学びを「価値」へ。agexサロンのアプローチ
agexサロンでは、知識を得ること自体ではなく、学びを日々の業務で試し、行動の変化につなげることを重視しています。
ここでは、実際に起きた変化を起点に、2つの取り組みをご紹介します。
ここでは、実際に起きた変化を起点に、2つの取り組みをご紹介します。
1. 視界を広げ、経営意識を持って動く(会社のキホン講座)
agexグループ全体では、かつてに比べて規模が大きくなり、社員数も増えました。
その一方で、経営層との距離が広がり、情報の受け取り方や認識にズレが生まれることが心配されていました。
そこで本講座では、会社の仕組みや取締役の役割、経営体制の基本を、できるだけ具体的に理解できる構成にしました。
「なんとなく会社を捉える」のではなく、自分の仕事と会社全体がどうつながっているかを見える化することで、日常業務の意思決定に活かすことを狙っています。
参加者からは、
「自分が会社のどの部分を支えているのか理解できた」
「以前よりも視座を高く持って仕事に向き合えるようになった」
という声が上がっています。
その一方で、経営層との距離が広がり、情報の受け取り方や認識にズレが生まれることが心配されていました。
そこで本講座では、会社の仕組みや取締役の役割、経営体制の基本を、できるだけ具体的に理解できる構成にしました。
「なんとなく会社を捉える」のではなく、自分の仕事と会社全体がどうつながっているかを見える化することで、日常業務の意思決定に活かすことを狙っています。
参加者からは、
「自分が会社のどの部分を支えているのか理解できた」
「以前よりも視座を高く持って仕事に向き合えるようになった」
という声が上がっています。

2. 「聴く力」を磨き、顧客の真のニーズを掘り起こす(お客様の潜在的要望を引き出すコーチング講座)
実際にお客様と向き合う若手社員の間では、
「お客様の要望を聞き出しても、その後の提案につなげるのが難しい」
「話を聞いたつもりでも、核心に届いていない気がする」
という悩みの声が上がっていました。
営業・提案の現場では、情報を集めるだけではなく、お客様の“本当のニーズ”を引き出す対話力が求められていました。
そこで本講座では、お客様を“サービスを売る相手”ではなく、共に課題を解決するパートナーと捉え直し、「対話の土台」を再構築することを目的に設計しました。
ロールプレイングを繰り返しながら、質問の組み立て方・聴き方・返し方を身体化することで、現場で使える形に落とし込んでいます。
若手社員からは「お客様の言葉をそのまま受け取るのではなく、“その背景にある意図”を探るようになった」という声が出ています。
ロールプレイングで練習した質問や聴き方を現場で試すことで、やり取りへの自信につながり、提案の精度が上がり始めています。
「お客様の要望を聞き出しても、その後の提案につなげるのが難しい」
「話を聞いたつもりでも、核心に届いていない気がする」
という悩みの声が上がっていました。
営業・提案の現場では、情報を集めるだけではなく、お客様の“本当のニーズ”を引き出す対話力が求められていました。
そこで本講座では、お客様を“サービスを売る相手”ではなく、共に課題を解決するパートナーと捉え直し、「対話の土台」を再構築することを目的に設計しました。
ロールプレイングを繰り返しながら、質問の組み立て方・聴き方・返し方を身体化することで、現場で使える形に落とし込んでいます。
若手社員からは「お客様の言葉をそのまま受け取るのではなく、“その背景にある意図”を探るようになった」という声が出ています。
ロールプレイングで練習した質問や聴き方を現場で試すことで、やり取りへの自信につながり、提案の精度が上がり始めています。

2年目の挑戦:学びを「価値創出」の基盤へ
1年目の活動を通じて、学びの場としてのagexサロンが社内に定着し、さまざまなテーマに触れる機会をつくることができました。
業務が多忙な時期であっても、自らの意思で学びの場に集まり、各自の「好き」や「得意」を共有し合う。この姿勢が組織に根付き始めたことは、私たちの大きな財産です 。
2年目はその土台を生かし、学びが個人のスキルアップに留まらず、個人の変化が組織の行動を変え、それが会社の成果に結びつくという好循環を生み出していければと考えています。
そのためにも、現場で直面している課題や、今まさに必要とされているテーマを取り上げ、日々の業務と地続きで考え、試せる講座や交流の形を増やしていきます。
業務が多忙な時期であっても、自らの意思で学びの場に集まり、各自の「好き」や「得意」を共有し合う。この姿勢が組織に根付き始めたことは、私たちの大きな財産です 。
2年目はその土台を生かし、学びが個人のスキルアップに留まらず、個人の変化が組織の行動を変え、それが会社の成果に結びつくという好循環を生み出していければと考えています。
そのためにも、現場で直面している課題や、今まさに必要とされているテーマを取り上げ、日々の業務と地続きで考え、試せる講座や交流の形を増やしていきます。